fc2ブログ
高知龍馬マラソン完走
今シーズン2本めのマラソンを走りに高知県に来ています。2週間前、地元みよし市マラソン駅伝大会10Kmのレース、ラストスパートの急坂下りで痛めた右膝の調子がとても悪く、今一つモチベーションが上がりませんが、ここまで来たからにはがんばるしかありません。朝6時に食事を済ませ、みきゃんのキャップをかぶって、スタート会場の高知城西公園に急ぎます。まだ2月とはいえ、さすが南国、日差しに温かさが感じられます。ゲストランナーの金哲彦さんは龍馬のコスチュームで、LiLICoさんと一緒に楽しそうです。今日のマラソンはNHKのランスマの撮影があるようです。9時の号砲を聞き、しばらくは高知市街を走ります。image2_20170222172216215.jpg
この辺りは道も平坦で、なんとか膝の痛みももっています。そして沿道の応援はとても暖かくキロ6で順調に走ります。この後、レース最難関、20キロ地点にさしかかると浦戸大橋の登りはきつく、一気に50mの高度を稼ぎます。すると、ここまでは何とか大丈夫だった膝の力が抜ける感じで、ペースダウンを余儀なくされ、よろよろと海岸線へ向かいます。しかし海岸に出ると、びっくりするスケールで大海原が視界に飛び込んできます。瀬戸内海と違い、島影は皆無、太平洋の水平線はわずかに丸みを帯び、海岸線には雄大な波がごうごうと押し寄せ、スケールの大きさに圧倒されます。このような風土というか地理的条件が人間のパトスをかきたてるのは本当のようです。龍馬たちが世界に目を向けるのもむべなるかなと思わせます。私も頑張らねば、どれほど足がいたくてもDNFはなんとしても避けなければなりません。エイドで、おいしい鰹めしをいただき、私設エイドではミカン、コーラ、チョコとみきゃん頑張れのエールをもらい、ほぼ枯渇した力を振り絞って、ゴール近くの急坂をゾンビとなって登っていると、嬉しくも沿道には妻も応援に駆けつけてくれています。ありがとう!
image5.jpg
これで少し元気を回復、春野陸上競技場に入ってからは、姑息にラストスパートして申し訳なくも5人ほどパスして、元気にフィニッシュテープを切っています。
image1_20170222172254217.jpg
4時間37分かかっていますが、9016人中3058位、60歳代男子の部では666人中155位、自分に甘い私としては、まずまず及第点としておきましょう。
IMG_3221.jpg
レースが終わってみれば、足の痛みもさほどでなく、体力も温存され食欲も旺盛です。はりまや橋で鰹のタタキをおいしくいただいて、高知龍馬空港から最終便のFDAで名古屋に帰っています。フルマラソンは走っている間はつらくとも、ゴールすれば、思い出すのは、楽しいことばかり。2週間後の静岡マラソンもがんばります。
[2017/02/22 10:53] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
今日もシャワーラン、雨の日は楽しい
今日は、曇りと思って走りだしてみれば、5km過ぎから土砂降りです。路面はアッというまにぬかるんで、そちこちに水たまりができています。300mも行かない間に、ランニングシューズはびたびた、白いソックスは泥だらけです。しかし、それを気にしている余裕もなく必死で走っています。でも水たまりに何度か突っ込んでいるうちに、なんだか楽しくなってきました。小さい頃、雨の日には、外に飛び出して、水たまりを跳ね返して、泥だらけになって遊んで、母親に叱られたことを思いだしました。小学校の通知表に”いつも落ち着きがない”と書いてあったし、低学年の時には母親が、学校に呼び出されていたこともあったようです。そういえば時々仲間外れにされたこともあったから、現在の診断基準でいえば、多動性障害、ADHDの診断をいただいたとしてもなんら不思議はありませんね。頭の中にグルグルとそんなことを思い出して、”ふふん”とにやけながら、17kmのシャワーランを楽しんだ今日の私です。
[2016/07/13 21:43] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Running in the Heavy Rain
梅雨の真っただ中であれば、それも致し方ありませんが、今日は天気予報通りに雨降り、それもかなり、heavy。こんな日は安全面からも室内でトレッドミル走が穏当なところかなあと、ぐずぐずしていると時刻はもう午後4時をまわっています。さっさと雨支度をして、外へ飛び出します。雨足はかなり強く路面も一部ぬかるんで、スリップに注意が必要ですが、呼吸はむしろ楽、下肢の筋肉のほてりは、ほどよく冷却され、予想外にスピードがでます。同じ雨でも、京大前で氷雨に凍えた京都マラソン、終始、風雨に翻弄され続けた静岡マラソン、低体温からか、レース後ミオグロビン尿に見舞われた雨のいびがわマラソンに比較すれば、この時期の雨中走は、たとえheavy rainの中でも、天国といえます。すれ違う人たちは、”このおじさん大丈夫か”とやや哀れみの混じった視線をなげかけてきますが、本人はとても楽しく走っています。そうこうしていると、スタートが遅かったため、そろそろ黄昏時、night runの準備はしていないので、このぐらいで引き上げて自宅へ向かいます。コンビニでアイスと飲み物を購入して、帰宅。シャワーを浴びれば、1週間の嫌なことや、疲れはくまなく洗い流され、心からの幸福感を味わえます。これはランナーの特権ですね。
[2016/07/09 18:27] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
Running in the Rain
東海地方も6月4日より梅雨入りです。今日も朝からシトシトと雨模様です。どうしようかなあ、と思いつつも、やはり貴重な日曜日です。迷いを捨てて、きっぱりと走りに出ることにします。外に出て走りだせば、気にならない程度の小雨です。むしろ気持ちがいい。最初の3kmは、道も少しぬかるんでおりウオーミングアップもかねて慎重に進みます。しかし、途中からなぜか自然にペースが上がり、気が付けば、キロ5分10秒程度で愛知池に向かっています。愛知池に到着すると、雨の中走っているランナーはほとんど見かけません。池の周回7.4kmは、キロ5分を切りマイペースでとばすことができます。体調もよく呼吸も楽で、ストライドもよく伸びます。帰路もあまりバテることなく20kmまで走り切り、残り、1.1kmは何とかごまかして自宅へゴールしています。このところウルトラやマラニックなどLSD主体の練習になっていましたが、今日は、少し、スピードを意識して走り、5km、10km、ハーフ、それぞれ25分、50分、1時間52分と公道練習のFastestを記録しています。シャワーランは気持ちもよく、また呼吸が楽でスリップに注意すれば、良い練習になります。梅雨時はこれで行こうと思います。
[2016/06/05 21:09] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
名古屋城から犬山城まで楽しくマラニック
今シーズンの試合はすべて終了し,今日は,名古屋城から犬山城まで楽しく走るというコンセプトのマラニックに出かけます.
しかし,一緒に走る人たちは萩往還ウルトラマラソンなど250km以上の超ウルトラ完走者や,フル3時間切り目前の俊足ランナー,また女性陣も全日本マラソンランキング年齢別37位の猛者を含め,みなさんサブ3.5狙いの見上げるようなランナーたちです.大丈夫でしょうか?ついていけるだろうかと,いやが上にも不安感が高まります.
しかしそれは杞憂,8時30分,名城公園をスタートすると優しくキロ6分30秒程度で走ってくれます.気温はやや高く,陽射しも強いですが,まめに給水すれば,脱水の兆候もありません.木曽川からの導水路上に整備された広域緑道を春日井,小牧を経て,犬山へ向かいます.20kmすぎて少し疲れてきますが,がんばって犬山城に到着ここまで27kmのとても楽しいランでした.
城下のうどん屋で昼食を済ませるとさらに元気を回復して,ソフトクリームをなめなめ,この辺りを散策します.そのあとは犬山城も見学します.由緒あるたたずまいで,さすがに国宝の貫録があります.ここまで来た甲斐がありました.みなさんありがとうございました.
image3.jpg
孤独に走るレースと違って,ランニングのこんな楽しみもあることがわかりました.本当に感謝です.このあと私たちは名鉄電車で名古屋まで帰りましたが,男性ランナーの2人は帰路も走って総走行距離54kmのミニ・ウルトラになったようです.すごい.
[2016/05/31 11:33] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
<<前のページ | ホーム | 次のページ>>