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番外編、私がBMWで走ることについて語るとき
BMW320iは物理学的に正しい車である。前後50:50の重量配分、2760mmのホイールベース内にすべての重量物が収まることを主眼としたデザインをみればそれは理解できる。自動車には、古典力学的な制約から逃れるために数々の電子制御システムがほどこされ、高性能のタイヤが装着される。その結果、現代の車はいささか力学的に問題がある車でもエルクテストを軽々とクリアできるようになっている。しかし、その素性は、気候、道路条件が悪くタイヤの性能が十分発揮できないとき、急ブレーキなど緊急回避的な限界状態に陥ったときに露呈する。やはり力学的に無理があれば、当然その性能はそれなりである。さらにBMW320iを運転していると、必ずしも限界状況の時のみならず、全く平和に何気なくふと街の角をまわったそのときにすら、感じられることがある。物理学的に正しい車の運転は雑味がなくスカッとさわやかであり、そうでないものではそのような感覚がある。私のようにどちらかといえば運転がへたで、鈍感な部類の人間にもわかる、比較的わかりやすい感覚である。いまさらBMWもなあ、もう卒業したしとおっしゃるあなた、今一度試してみてはいかが。アルファにしてオメガ、基本であり究極、BMW320i 好きな車です。
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[2015/08/12 23:06] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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